NPO法人熊本県海難救助隊の理事長を務めております木村博幸です。
令和8年度の事業にあたり、一言ご挨拶致します。
関係機関各位の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。 また、平素より当救助隊の活動に対し、深いご理解と温かいご協力を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
令和5年6月に結成50周年を迎えて以来、私たちは次の60周年、70周年へと確かな歩みを進めております。これまでと変わらず、熊本海上保安部をはじめとする海上保安庁関係者の皆様のご指導のもと、「同心協力」の精神を胸に、海難防止と海上安全の確保に努めてまいる所存です。
さて、国際情勢には依然として不安定な要素が残るものの、国内の社会経済は回復基調を維持し、海事・観光分野にも明るい兆しが見られるようになってまいりました。八代港におきましても、大型クルーズ客船の寄港数は増加傾向にあり、本年度も多数の寄港が予定されています。これに伴い、当救助隊では昨年度に引き続き、前路警戒をはじめとする安全確保活動を強化し、寄港船舶が安心して八代港へ入港できるよう、万全の体制で臨んでまいります。
更に、本年4月より熊本県の海域においてもBANのレスキュー活動がスタートし、隊のパトロール艇はBANのレスキュー船として登録を済ませ有事に備えております。これらの取り組みが、地域の海上安全と海難防止に大きく寄与すると確信しております。
また、継続事業であるSDGsの理念に基づく環境保全活動にも力を入れてまいります。 海の日に実施する「八代港クリーン作戦」や「オーシャンクリーンアップ」では、昨年度に引き続き地元高校生や地域企業の皆様に参加を呼びかけ、より多くの方々とともに海洋環境保全の輪を広げていきたいと考えております。関係者の皆様のご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
結びに、本年度の諸事業を円滑に推進するにあたり、引き続き皆様のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げ、令和8年度のご挨拶とさせていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。