NPO法人熊本県海難救助隊の理事長を務めております木村博幸です。
令和4年度の事業にあたり、一言ご挨拶致します。
関係機関各位の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
また、日頃より海難救助隊の事業に対しご理解ご協力を賜り厚くお礼申しあげます。
さて、コロナウイルス感染症は3年目に突入し、新たにウイズコロナで経済の回復を試す岐路に立っております。国内のクルーズ客船も穏やかでは有りますが、抗体検査等を行う事を条件に回復基調にある様です。
このままいけば、八代港へのクルーズ客船の寄港も再び増えます。そこで、如何なる時でも前路警戒が安全に出来る様にするため、昨年度より取組んでまいりました日本郵便への補助金申請で、ようやくパトロール艇にレーダーを取り付ける事が決定しました。これにより、早朝の暗い時の前路警戒の監視業務もより安全に行えると共に、夜間行われる海上花火等の警戒業務にも大いに威力を発揮し、安全な業務の遂行に寄与すると考えています。
昨年もコロナ禍により事業縮小を余儀なくされましたが、今年はコロナ対策をしっかり取りながら事業を少しずつ再開してまいります。特に、SDGsに向けた取組みの一つにあります海の日の清掃活動とオーシャンクリーンアップ作戦は、以前のように地元高校生等の参加呼びかけを再開し規模を少し拡大した開催を予定しております。関係者の皆様のご協力を宜しくお願い致します。
最後に、これらを実現するにあたりまして、今後とも関係各位皆様のご指導・ご支援をお願い申し上げまして、私の挨拶と致します。