理事長挨拶

NPO法人熊本県海難救助隊の理事長を務めております木村博幸です。


 令和5年度の事業にあたり、一言ご挨拶致します。


 関係機関各位の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 また、日頃より海難救助隊の事業に対しご理解ご協力を賜り厚くお礼申しあげます。

 また、本年6月に海難救助隊が結成されて50周年を迎えます。これまで尽力されました先輩隊員と、結成からご指導いただいております熊本海上保安部を始めとする海上保安庁の関係者の皆様には心より感謝申し上げます。

 さて、コロナウイルス感染症は5月8日より5類感染症に移行され、コロナ禍以前の様に経済は回復基調に向かっております。国内のクルーズ客船も穏やかでは有りますが、確実な回復基調に入りました。

 このままいけば、八代港へのクルーズ客船の寄港も以前の様に増えます。そこで、如何なる時でも前路警戒が安全に出来る様にするため、パトロール艇にレーダーを取り付け準備を進めてまいりました。これにより、早朝の暗い時の前路警戒の監視業務もより安全に行えると共に、夜間行われる海上花火等の警戒業務にも大いに威力を発揮し、安全な業務の遂行と海上安全・海難防止に寄与すると考えています。

 昨年まで約4年に渡りコロナ禍による事業縮小を余儀なくされましたが、今年は5類感染症移行になりましたので事業を今まで通り進めて海上安全に努めてまいります。特に、SDGsに向けた取組みの一つにあります海の日の清掃活動とオーシャンクリーンアップ作戦は、以前のように地元高校生等の参加呼びかけを再開し規模を拡大した開催を予定しております。関係者の皆様のご協力を宜しくお願い致します。

 最後に、これらを実現するにあたりまして、今後とも関係各位皆様のご指導・ご支援をお願い申し上げまして、私の挨拶と致します。

 

理事長 木村博幸