早急に取組む必要があるのは、「隊員の増員と専門的な隊員の確保」です。現在の隊員の平均年齢は八代地区で約64歳、水俣地区はそれ以上と思われるシニア世代が中心です。若手の隊員による若返りは必須条件です。また、船舶免許、海上・アマチュア無線、看護師に救命士の有資格者と、何といっても海の事に詳しい専門的な人材の確保も欠かせません。
次にパトロール艇についてですが、このご時世に船を所有するのは、若者は皆無でシニア世代が圧倒的に多いようです。隊員の中でも年齢的に船を手放す方々続き、パトロール艇数の維持が困難になってきています。
理由に高額な維持費、管理費が挙げられます。シニア世代の多くが年金生活ですので、無理もありません。逆に、若い世代においては教育費や家、車等の多額な出費の最中で船どころでは有りません。そこで、海難救助隊のファンを増やすべく活動で資金的な援助を受けやすくする取組を充実させていきます。
以下具体的に4っに取り組みます。
1、「ホームページの早期開設と充実」ご覧の通り、既に開設は実施しました。今後内容の充実を図ります。
2、社会的責任を明確化するために「ESG活動の指針を構築」します。
ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものですが、今日の企業・団体の長期的な成長のためには、ESGが示す3つの観点が必要だという考え方が世界的に広まってきています。当法人でも、早い段階でESG活動に参画していきます。
3、持続可能な社会を創るため「SDGsの導入」を進めていきます。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。当法人でも、早い段階でSDGsの導入を実現化していきます。
4、そして、「賛助会員及び賛助団体会員を増やす」
母なる海で、海洋レジャーや釣り、海水浴といった活動が出来るのは、安全できれいな海があってこそ出来るのです。未来の子ども達のために、一緒のなって活動する仲間を増やしていきます。